電子レンジが食品を温める原理は、電子レンジの中にあるマグネトロンから発生されたマイクロ波が水の分子をゆすり、このとき発生する摩擦熱を利用したものです。
電子レンジが利用するマイクロ波は、2.45GHz(2.45×109Hz)という非常に高い周波数の電磁波です。
これに対して、送電線から発生する電磁界(電磁波)の周波数は、50Hzや60Hzであり電子レンジの2.45GHzに比べると極めて低いため、水の分子をゆすることができません。そのため、電子レンジのマイクロ波のように物を加熱する効果はありません。
この質問を見た人はこんな質問も見ています
Now Loading...
「よくあるご質問」をご確認いただいて解決しなかった場合は、以下からお問い合わせください。